概要
Lumafield のクラウド環境では、使用量ベースのモデルにより、明確な上限のもとでチームが必要なだけスキャン・解析できます。ストレージ容量は TB(テラバイト)で管理し、クラウド/GovCloud では年間トークンの予算が付与されます。上限に達すると、Voyager が自動的にプロジェクトの階層を移行して、プラン内に収まるようにします。本記事は、標準クラウド環境と GovCloud 環境の双方に適用されます。
基本用語
使用状況の表示場所
- Voyager の上部バー: アクティブ TB/インアクティブ TB/トークンの各予算に対する使用量を、すべてのロール(Editor/Viewer/Manager)が確認できます。
- マネージャーダッシュボード: 組織の上限、使用量、トークンのリセット日などを詳細表示します。
プロジェクト移行の仕組み
組織が Pro または Enterprise の場合:- アクティブ → インアクティブ: アクティブ TB を超えると、最終アクセス日時が古い順に自動でインアクティブへ移行します。
- インアクティブ → リードオンリー: 自動リードオンリー移行トグルが有効で、インアクティブ TB を超えた場合に、最終アクセス日時が古い順でリードオンリーへ移行します。
- リードオンリーでは既存の ROI・ブックマーク・解析結果は保持され、閲覧・共有は可能ですが、新規解析はできません。
- 自動リードオンリー移行トグルをオフにすると、インアクティブからリードオンリーへの自動移行は行われません。アクティブ TB 超過時のアクティブ → インアクティブの移行は発生し得ます。
トークン
トークンは、組織が実行する計算負荷の高い処理(例: 大規模な再構成やバルク処理など)に消費されます。年間トークン予算とリセット日はマネージャーダッシュボードで確認できます。年間割当を使い切った場合は、担当 CSM までご相談いただくか、契約更新時に調整します。クラウド運用のベストプラクティス
- アクティブ TB は、日常的に編集するプロジェクト分に見合うサイズを確保します(現在進行中 + 近々レビュー予定など)。
- インアクティブ TB は、頻度は下がったが引き続き参照したいプロジェクトを保持します。アクティブが超過すると、最終アクセスが古い順に自動移行されます。
- 自動リードオンリー移行 を有効にしておくと、バックログが増えても使用量を適切にコントロールできます。
- 繁忙期がある場合は、事前に予算の増額や移行スケジュールの調整をご検討ください。
例
条件:- アクティブ TB: 10 TB
- インアクティブ TB: 20 TB
- 自動リードオンリー移行: 有効
用語集
- アクティブ(TB): 書き込み可能な階層。新しい解析やデータ作成が可能。
- インアクティブ(TB): 容量最適化のための遅延アクセス階層。アクティブに戻すまで書き込み不可。
- リードオンリー: 閲覧専用の状態。既存結果は保持されるが新規解析は不可。
- トークン(年次): 計算負荷の高い処理向けの年間割当。契約記念日にリセット。
- リセット日: 年次リセットの基準日(通常は契約開始日)。
- 最終アクセスが古い順: 自動移行時の選定基準。
FAQ
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自動リードオンリー移行をオフにするとどうなりますか?
- インアクティブからリードオンリーへの自動移行は行われません。アクティブ TB 超過時にはアクティブ → インアクティブの移行が発生する可能性があります。
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リードオンリーを再び編集可能にできますか?
- 要件によっては、一定期間内での復元を Lumafield が試みられる場合があります。詳細は組織のマネージャーまたは CSM にご相談ください。
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具体的に何がトークンを消費しますか?
- 再構成や大規模処理などの計算負荷の高い操作です。詳細は契約や有効機能に依存します。ダッシュボードでモニタリングし、必要に応じて Lumafield にお問い合わせください。