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概要

Lumafield のクラウド環境では、使用量ベースのモデルにより、明確な上限のもとでチームが必要なだけスキャン・解析できます。ストレージ容量は TB(テラバイト)で管理し、クラウド/GovCloud では年間トークンの予算が付与されます。上限に達すると、Voyager が自動的にプロジェクトの階層を移行して、プラン内に収まるようにします。
本記事は、標準クラウド環境と GovCloud 環境の双方に適用されます。
組織が Pro または Enterprise のプランであれば、ワークスペースの全メンバーに使用状況 UI が表示されます。Legacy プランでは表示されません。

基本用語

アクティブ(Active)ストレージ(TB): アクティブ・プロジェクトは、CT スキャンと再構成を完了した 3D プロジェクトで、解析やデータ作成を引き続き行える状態です。スキャン完了時にプロジェクトはアクティブになり、レシピや Voyager ツールで新しい結果を作成できます。 インアクティブ(Inactive)ストレージ(TB): アクティブの TB 予算を超えた際、容量最適化のために自動でアクティブ階層から移行されたプロジェクトです。閲覧・共有は可能ですが、再びアクティブに戻すまで書き込みはできません。アクティブへの復帰には時間がかかる場合があります。 リードオンリー(Read‑Only): CT スキャンと再構成を完了した 3D プロジェクトで、新しい解析やデータ作成はできません。既存の解析結果、データオブジェクト、メッシュ、ブックマークなどはすべて閲覧可能です。 トークン(年次): 計算負荷の高い処理のための年間予算です。トークンは契約の記念日(リセット日)に毎年リセットされます。 トークンのリセット日: 通常は契約開始日で、毎年この日にトークンがリフレッシュされます。 ピン留め(Pinned): 重要なプロジェクトをアクティブ階層に固定します。ピン留め中はインアクティブやリードオンリーへの自動移行対象になりません。重要案件の自動アーカイブを防ぐ目的でご利用ください。

使用状況の表示場所

  • Voyager の上部バー: アクティブ TB/インアクティブ TB/トークンの各予算に対する使用量を、すべてのロール(Editor/Viewer/Manager)が確認できます。
  • マネージャーダッシュボード: 組織の上限、使用量、トークンのリセット日などを詳細表示します。

プロジェクト移行の仕組み

組織が Pro または Enterprise の場合:
  1. アクティブ → インアクティブ: アクティブ TB を超えると、最終アクセス日時が古い順に自動でインアクティブへ移行します。
  2. インアクティブ → リードオンリー: 自動リードオンリー移行トグルが有効で、インアクティブ TB を超えた場合に、最終アクセス日時が古い順でリードオンリーへ移行します。
補足:
  • リードオンリーでは既存の ROI・ブックマーク・解析結果は保持され、閲覧・共有は可能ですが、新規解析はできません。
  • 自動リードオンリー移行トグルをオフにすると、インアクティブからリードオンリーへの自動移行は行われません。アクティブ TB 超過時のアクティブ → インアクティブの移行は発生し得ます。

トークン

トークンは、組織が実行する計算負荷の高い処理(例: 大規模な再構成やバルク処理など)に消費されます。年間トークン予算とリセット日はマネージャーダッシュボードで確認できます。年間割当を使い切った場合は、担当 CSM までご相談いただくか、契約更新時に調整します。

クラウド運用のベストプラクティス

  • アクティブ TB は、日常的に編集するプロジェクト分に見合うサイズを確保します(現在進行中 + 近々レビュー予定など)。
  • インアクティブ TB は、頻度は下がったが引き続き参照したいプロジェクトを保持します。アクティブが超過すると、最終アクセスが古い順に自動移行されます。
  • 自動リードオンリー移行 を有効にしておくと、バックログが増えても使用量を適切にコントロールできます。
  • 繁忙期がある場合は、事前に予算の増額や移行スケジュールの調整をご検討ください。

条件:
  • アクティブ TB: 10 TB
  • インアクティブ TB: 20 TB
  • 自動リードオンリー移行: 有効
アクティブが 11 TB に達すると、最終アクセスの古いプロジェクトから約 1 TB 分がインアクティブへ移行します。さらにインアクティブが 20 TB を超えると、やはり最終アクセスの古い順にリードオンリーへ移行します。

用語集

  • アクティブ(TB): 書き込み可能な階層。新しい解析やデータ作成が可能。
  • インアクティブ(TB): 容量最適化のための遅延アクセス階層。アクティブに戻すまで書き込み不可。
  • リードオンリー: 閲覧専用の状態。既存結果は保持されるが新規解析は不可。
  • トークン(年次): 計算負荷の高い処理向けの年間割当。契約記念日にリセット。
  • リセット日: 年次リセットの基準日(通常は契約開始日)。
  • 最終アクセスが古い順: 自動移行時の選定基準。

FAQ

  • 自動リードオンリー移行をオフにするとどうなりますか?
    • インアクティブからリードオンリーへの自動移行は行われません。アクティブ TB 超過時にはアクティブ → インアクティブの移行が発生する可能性があります。
  • リードオンリーを再び編集可能にできますか?
    • 要件によっては、一定期間内での復元を Lumafield が試みられる場合があります。詳細は組織のマネージャーまたは CSM にご相談ください。
  • 具体的に何がトークンを消費しますか?
    • 再構成や大規模処理などの計算負荷の高い操作です。詳細は契約や有効機能に依存します。ダッシュボードでモニタリングし、必要に応じて Lumafield にお問い合わせください。