目標

治具はスキャン工程で不可欠です。以下の目標を意識してください。
  • 対象をターンテーブルなど不要物から隔離する
  • 回転以外の不要な動きを防止する
  • アーティファクトを最小化する

ビデオチュートリアル

治具素材の活用 CT 用の向き付けと治具固定

治具素材

部品より大幅に低密度の素材が理想です (例: グリーンフローラルフォーム)。繰返し用途では CFRP や低密度樹脂でカスタム治具を設計ください。

角度を付ける

角度を付けて固定するとアーティファクト低減や視野への収まりが良くなります。

付属治具ガイド

ブレッドボードターンテーブル

1/4”-20 ねじ穴の標準パターン。3 径 (60/100/175 mm)。CAD の穴パターンをダウンロードしてカスタム治具を作成可能。

角度付きフォーム治具

3 サイズ (60/100/175 mm)。ピンで簡単組立。ベルクロ/ゴムで固定。金属ベースでフォーム併用時も安定。 覚えておくこと:
  • フォーム治具へ部品を無理押ししない
  • ベルクロはフォーム/ブレッドボードの両方で有効

オプション 1: ロリポップ

フォーム球 + カーボンロッド (100/170 mm)。複数本で三角配置し支持。

オプション 2: フォーム固定スパイク

CAD (STEP & STL)

ツイストロックコレット

Leofoto 製 QS-60。時計回りでロック、反時計回りで解除。自作用の寸法図あり。 QS-60 図面 QS-60 購入リンク 覚えておくこと:
  • コレットは締め過ぎない
  • 装着後に回転して固着を確認

FAQ

球や立方体: 適切径のブレッドボードにロリポップ 3 本で三角支持。 不規則形状: 角度付きフォーム治具やブレッドボードで工夫して固定。

設計ファイル

Foam Retention Spikes (STEP & STL) Breadboard CAD (STEP) QS-60 図面

既製品リンク

Cone Support for Inspection & Measuring Kits Plastic 1/4-20 Screws QS-60 Collet Plate (Amazon)