Lumafield のプラットフォームは、スキャナ、ソフトウェア、自動化などで構成されています。本用語集で主要な用語に慣れてください。

Analysis Recipe

新規部品に対して自動解析を行う、事前構成済みの解析手順。

Attributes Panel

Voyager プロジェクトビュー右側にある、選択中の Data Object の属性を表示するパネル。

Auto Alignment

2 つのメッシュ間のグローバル最小二乗当てはめを見つける処理。

Axis of Rotation

スキャンボリュームの中心線。二重像のない再構成のために正確である必要があります。

Axis of Rotation Correction

再構成品質を改善するため、回転軸を調整する処理。

Batch

スキャン時にグループ化されたスキャン集合。Triton ルーチン開始時に定義可能。

Beam Hardening

線質硬化に起因するアーティファクト。補正可能。

Beam Hardening Correction

データへ補正曲線を乗じて均質性を改善する補正。

Bookmark

Voyager で保存・共有できる視点/可視化。

CAD

本文脈では、評価対象部品境界を表す STL ファイルを指します。

Collet

スキャナのモーションステージにある把持部。

Cone

X 線源から検出器へ広がるビームの幾何。

Cone Beam Artifacts

形状起因のデータ欠損により、部品端部で発生する再構成アーティファクト。

Crack Analysis

Integrity analysis の一部。亀裂を充填して強調・特徴化。

Data Object

生成された各データに対応するトップレベルオブジェクト。プラットフォーム横断でデータを表現。

Data Panel

Voyager 左側のパネル。オブジェクト、ワークフロー、解析結果が表示されます。

Detector

X 線が検出器に到達してラジオグラフを生成します。

Expanded Volume Module

視野を拡張して大きな部品をスキャン可能にするモジュール。

Exposure Length

各フレームの露光時間。短いほど品質は低下します。

Fast Scanning Module

高度な技術により高速スキャンを可能にするモジュール。

Filter

X 線の性質を変える金属 (通常は銅) のフィルタ。多材料での使用を推奨。

Fixturing

スキャン中に部品を固定する治具。剛性が高く低減衰の素材 (フォーム等) が最適。

Gain

1 ピクセルごとのソフトウェア増幅で明るさを上げる。使用は慎重に。

High Resolution Module

再構成の全体解像度を上げ、小さな特徴の解析解像度を改善。

Inclusion Analysis

Integrity analysis の一部。高密度ポケットを強調・特徴化。

Integrity Analysis Module

ポロシティ、インクルージョン、亀裂など材料特性を特徴付けるモジュール。

kV

高い kV (エネルギー) はより大きく高密度な部品を透過しますが、解像度は低下します。

Module

Lumafield 製品の機能群をまとめた販売単位。

Motion Stage

ターンテーブル/ステージ。部品・治具を載せ、スキャン中に回転します。

Multi-Part Scan

複数部品を同時に撮影するスキャン。各部品は ROI で分離して解析します。

Neptune

研究室向け X 線 CT スキャナ。Neptune/High Power/MFX。

Pallet Tag

Triton パレットのグループ分けに使うコード化されたインサート。

Part

単一 SKU または個別オブジェクト。

Porosity Analysis

Integrity Analysis の一部。部品内部の空隙を特徴付け・可視化。

Projections

ラジオグラフの別名。CT スキャンを構成する個々の画像。

Rangemapper

ビューポートの可視化を操作する Voyager のコントロール群。

Recipe

取得から解析・判定までのエンドツーエンド自動化。Atlas により駆動。

Reconstruction

各ボクセルが減衰を表す 3D ボリューム。

Region of Interest

親ボリュームや再構成の一部領域を定義する直方体のプリズム。

Scan Recipe

繰り返し可能なスキャン/ワークフローを定義するプログラム。

Scan Volume

検出器-線源幾何でアドレス可能な範囲。部品サイズはこれより小さく必要。

Serialization

個体識別が必要な場合、どこかの工程でシリアル化が必要。

Slice

平面とボリュームの交差で定義される 2D 画像。

Surface Capture Module

部品のカラー表面メッシュを取得する Neptune 用モジュール。

Threshold

データ上の重要点。例: しきい値で体積データの表面/境界を定義。

Triton

量産向け X 線 CT スキャナ。連続スキャンを各種構成でサポート。

Triton Pallet

治具付き部品を自動搬送するための長方形プレート。タグでグループ識別。