2025年7月

2025年7月

今月はアニメーション機能や Uplink 改善など、日常利用の品質向上を中心に多数の改善を行いました。

ラジオグラフからのアニメーション生成

投影画像のスクラブを動画や GIF としてダウンロード可能になりました。スキャン共有の新しい手段です。

その他

📁 対応ファイル形式の拡充。非 Lumafield スキャナの .vgl を Voyager Uplink モジュール経由で直接 Voyager にアップロード可能に。従来の TIFF スタックのエクスポート・アップロード工程を省略でき、既存データの取り込みがより高速・容易になりました。📍 スキャナ位置データ。Voyager の再構成ビューで全スキャンの XYZ 位置を確認可能に。属性パネルの Scan Information に表示されます。 🌎 デモプロジェクトの複製。公開デモを自分の環境にコピーして、実スキャン・再構成・解析・可視化があらかじめ入ったスタータープロジェクトを活用できます。 📦 肉厚の閾値設定。肉厚解析セットアップ時に、手動しきい値設定に代えて ISO-50 の自動しきい値をトグルで使用できます。
2025年6月

2025年6月

前月の一括操作を拡張し、ダウンロードや信頼性を改善しました。

さらに便利な一括操作

レシピ結果の一括ダウンロード が追加されました。

スキャナ位置表示の強化

再構成ビューでスキャナ位置 (X/Y/Z) の可視化を改善。

その他

ダウンロード堅牢性: アニメーション/レンダーのダウンロードを高速かつ信頼性高く改善。 🎛️ Surface Capture: 表示とコントロールを改善(Surface Capture の利用は営業まで)。 📐 肉厚解析の改良: セットアップ時に ISO-50 しきい値をトグル選択可能。 🗂️ UI 改善: パネル見出しの折りたたみに対応。Uplink のアップロード単位を mm から µm に更新。
2025年5月

2025年5月

スケールに効く新機能を多数追加。

一括操作の導入

Voyager での検索・選択・実行を複数プロジェクトに対して一括で実施可能にする 一括操作(Bulk Actions) を導入しました。反復作業を削減し、プロジェクト管理を効率化します。Run Recipes in Bulk Across Projects

スキャンレシピ

取得から解析までの自動化を拡張。詳細は Scan Recipes を参照。分析レシピと組み合わせることで、スキャン設定から結果共有までの自動化を実現します。Scan Recipes はスキャンの分類やしきい値管理などを再現性高く自動化できます。 導入のご相談は solutions@lumafield.com まで。

新しいサポートサイト

サポートサイトを全面刷新し、ナビゲーションや検索、入門ガイドを改善しました。より最新の UI と機能に合わせたドキュメントへアップデートしています。

その他

🤖 分析レシピパネルの変更、🎥 アニメーション/レンダーの改善、正方レンダーを 1080×1080 に。
2025年4月

2025年4月

Integrity Analysis モジュールに 肉厚解析 が追加されました。また、プローブツールの強化、レシピ結果のファイル整理、アニメーション描画の改善、詳細なリリースノートの公開などを行いました。

肉厚解析の提供開始

薄肉の医療部品、消費財パッケージ、AM 部品、鋳造など、内外両面の肉厚を評価できます。結果は Voyager 上でヒートマップ表示でき、特定箇所の統計を確認したり、メッシュ/CSV として書き出せます。類似部品の大量検査にはレシピによる自動化も可能です。

その他の強化

📝 リリースノートの公開。8月 2024 まで遡る詳細なリリースノートを公開しました。 📏 プローブツール。3D プローブ領域を 2D スライスにも反映して位置関係を把握しやすくしました。📁 レシピ結果のファイル整理。プロジェクト/オブジェクト/レシピ名でわかりやすくフォルダ分けします。 🎥 アニメーション/レンダー。既定フレームレートを 24 FPS に変更し、低~中品質動画のファイルサイズを約 2 倍小さく、正方レンダーは 1080×1080 に更新しました。
2025年3月

2025年3月

Voyager に アニメーション/レンダー ツールと新しい プローブツール、β版の 肉厚解析 を追加。共有や測定、可視化をさらに強化しました。

アニメーション/レンダーの導入

3D オービット、2D スライススクラブなどのアニメーションを簡単に作成し、動画や高解像度画像として出力できます。レシピと組み合わせて大量生成も可能です。

さらなる強化

🔎 プローブツール。CAD 比較や肉厚解析結果上でクリック一つで測定可能に。属性パネルに統計値を表示します。📏 肉厚解析(β) への関心がある方は product@lumafield.com までご連絡ください。 🔖 複製時にブックマークが失われる不具合を修正。 🤖 スキャナのオートチューナーを改善。
2025年2月

2025年2月

共有をよりスムーズに。アクセス要求機能で、リンク先のプロジェクト閲覧をワンクリックで申請できます。

リクエストアクセスで共有を簡略化

アクセス権のないプロジェクトリンクを開くと、リクエストアクセス ボタンが表示され、ワンクリックでワークスペース管理者に申請メールが送られます。

さらなる強化

🍕 ビューア権限でも回転/カスタムスライス面の作成が可能(自分のビュー限定)。🚁 ダッシュボード上でホバー時にプロジェクト名の全体表示。 🐞 レシピ完了後の「Update」挙動を修正し、更新の取りこぼしを解消。
2025年1月

2025年1月

埋め込み Voyager を発表。ウェブページへ直接スキャンを埋め込めます。

Embedded Voyager の導入

目立つオーバーレイでスキャンがインタラクティブであることを示し、サイト上での探索を促します。

さらなる強化

✉️ アカウント作成/確認やユーザー追加メールを更新。 🔬 ビューポートの最大縮小率を拡大し、より広い範囲のキャプチャに対応。
2024年12月

2024年12月

ブックマークの共有と可視化を強化し、Integrity Analysis のパフォーマンス改善を実施。

ブックマークの強化

深いリンクで特定ブックマークを共有可能に。回転/カスタムスライス面のブックマークは 3D 表示にプレーン可視化を含みます。

Voyager のパフォーマンス改善

Porosity・Inclusion・Crack Detection 結果表示時のメモリ消費を削減し、空白画面を解消。

その他の改善

🔇 非操作 10 分でスキャナをクワイエットモードへ。 🍕 検査平面 のプレーン位置を属性に表示。 🌀 AoRC のライン位置を全面範囲に拡大。 🐞 一部ズーム時に消えるオブジェクト/ラベルの不具合を修正。
2024年11月

2024年11月

メッシュ機能を大幅強化。最大パーツの抽出、デシメーション、フル解像度メッシュ生成に対応。

メッシュワークフローのレベルアップ

その他の改善

🧹 Scan Sweep がオフセットスキャン/パーツの抜き差しに対応。 🎨 レンジマップの配色をメッシュ/Integrity 分析で統一。
2024年10月

2024年10月

CAD 比較に検査平面を追加。スキャナやレシピにも改善を実施。

CAD 比較で寸法取得

検査平面 を CAD 比較の基準断面上に作成し、差分の寸法化が可能に。

その他の改善

🧹 連続スキャン(3/5 本)でオフセットスキャンや抜き差しに対応。 🐞 手動/自動スキャンボタンの二度押しによる処理不具合を修正。 👨‍🍳 複数結果を出力する分析レシピは ZIP で一括ダウンロードに変更。
2024年9月

2024年9月

回転/カスタムスライス面にも検査平面を追加。より柔軟な測定が可能に。

回転/カスタムスライスでの検査平面

反りのある翼やインペラ、円筒部品(電池、ボトル、カップリング等)で、断面測定が容易に。

その他の改善

❗ 大規模オブジェクト読込時の失敗に対し、明確なメッセージと推奨アクションを追加。 📦 クロップボックスのハンドル挙動を改善。 🔗 Uplink のネットワーク中断時のリトライを改善。
2024年8月

2024年8月

Voyager Uplink を公開。他社 CT のデータも Voyager に取り込み可能に。マネージャーダッシュボードも改善。Voyager Uplink により、任意の CT スキャナのデータを Voyager にアップロードし、可視化・自動検査・共有が可能に。

マネージャーダッシュボードの改善

マネージャーダッシュボード の UI を更新し、デフォルトワークスペースの設定/削除やロール割り当てを改善。

その他の改善

🔬 ROI ワークフローで Auto ROI と手動生成ボタンの位置を見直し誤操作を防止。 💬 メンテナンス時にバナー表示を追加。 🍪 Inclusion Analysis に最小包含サイズを追加。 🤏 Crack Detection の最大クラック径上限を拡大。
2024年7月

2024年7月

Scan Recipes を公開。CAD/メッシュ比較レンジマップの調整機能も追加。

Scan Recipes の紹介

Scan Recipes により、繰り返しスキャンや合否判定を自動化。分析レシピと組み合わせてエンドツーエンドの自動化が可能に。

その他の改善

🎨 CAD/メッシュ/スキャン比較のレンジマップ上限/下限をカスタマイズ可能に。 🐞 ROI の稀な平行四辺形化バグを修正(入れ子 ROI の例外ケースは今後対応)。
2024年6月

2024年6月

Integrity Analysis に Inclusion Analysis を追加。大規模解析の読込失敗に対する復旧性も強化。

Inclusion Analysis(新機能)

異物や欠陥(インクルージョン)を検出・分析。Porosity や Crack Detection と同様の操作感で使用可能。

Graceful Performance Issue Modes

大規模解析での読込失敗時にもプロジェクトを開けるように改善。

その他の改善

🔪 メッシュ比較の 2D スライスに対応。 ⭕ Porosity Analysis に最小空隙サイズ指定を追加。 ⏩ Beam Hardening Correction(BHC)を高速化。
2024年5月

2024年5月

Integrity Analysis に Crack Detection を追加。複数組織管理、パフォーマンス改善なども実施。

Crack Detection の導入

亀裂・表面接続ボイド・ピッティング・リークパスを検出。しきい値や解像度を調整して可視化・分析できます。

複数組織の管理

複数組織の管理者として、ユーザーやワークスペース管理が可能に。

パフォーマンス/使い勝手の改善

Voyager の処理や UI を改善し、大規模データでも安定性を向上。