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概要

プロトタイプ、製造プロセス、ライフサイクル解析において欠陥の特定は極めて重要です。Voyager を使えば、クラック、リーク、表面欠陥を正確かつ迅速に検出・解析でき、より良い製品をより早く、コスト効率よく市場に届けられます。 クラック は材料内の破断や亀裂、連続性の断絶であり、構造破壊、衝撃損傷、使用による摩耗で発生することがあります。 表面ボイドやピッティング は、材料表面に生じる局所的なくぼみや空洞です。多くの場合、劣化、腐食、機械損傷、製造プロセスの問題が原因です。 リーク は、設計不良、製造不良、損傷、摩耗などにより、液体や気体が意図せず漏れ出す経路を指します。 クラック、表面ボイド、リークは、肉眼で見える大きな亀裂から、顕微レベルのヘアラインや表面変形まで多様です。これらの欠陥は、部品やアセンブリの構造健全性・性能・機能・外観を損ない、信頼性や安全性の問題につながる可能性があります。

Crack Detection の設定

Crack Detection を実行するには、Voyager の Integrity Analysis へのアクセスが必要です。
Data Panel から Reconstruction または ROI を選択し、Toolbar から Cracks ツールを選びます。 Crack Detection Toolbar 右側パネルの Crack Detection Workflow Editor で設定を行います: Crack Detection Authoring クラックしきい値の設定: クラックと見なされる領域の最大減衰値を指定します。より感度の高いクラック検出(より多く/大きなクラック)を行うにはクラックしきい値を上げ、感度を下げる(より少なく/小さなクラック)にはクラックしきい値を下げます。
適切なしきい値は、スキャン設定、ROI 構成、クラック形状など多くの要因に依存します。細いクラックは高いしきい値で強調されやすく、太いクラックは低いしきい値で検出されることが多いです。
最大クラック径: この値を超える径の領域は、部品内のクラックではなく部品外部の領域と見なされます。これらの領域は Crack Detection Analysis データオブジェクトに表示されません。 最小ポアサイズ: この値を超える体積のクラックのみが Crack Detection Analysis に生成されます。最小ポアサイズを増やすと、生成されるクラック数が減少する場合があります。 「Submit」を選択して解析を実行します。解析が完了するとプロジェクト内に通知が届き、結果を確認できます。

Crack Detection の解析

Data Panel から Crack Detection Analysis データオブジェクトを選択して、クラックの解析を開始します。 計算されたクラックメトリクス: Crack Detection Analysis で生成されたすべてのクラックのメトリクスが Attributes Panel に表示されます。「Limit to Range」トグルを使用して、現在選択されているプロパティフィルター(下記参照)に一致するクラックにメトリクスを限定できます。 Crack Metrics Graph データのフィルタリングとカスタマイズ: Attributes Panel から Viewport に表示するデータをカスタマイズします。Data Map タブを使用して、クラックの表示メトリクス(Crack Size または Sphericity)を選択します。 現在選択されているプロパティの高い値と低い値のクラックは、Crack Detection グラフを使用してフィルタリングできます。上下のスライダーを移動してしきい値を設定すると、指定範囲内のクラックのみが Viewport に表示されます。 Crack By ID 単一クラックの選択: Viewport でクラックを選択すると、位置、体積、球形度を含む個別のメトリクスが Attributes Panel に表示されます。ID で検索してクラックを選択することもできます(選択時に ID が表示されます)。ID によるクラック選択で、特定の欠陥を見つけてダウンロード可能な解析レポートと直接紐付けできます。
クラック、表面ボイド、リークが多数ある場合、Viewport のパフォーマンスが低下することがあります。その場合は「Settings」ボタンで Viewport 解像度を下げるか、Data Map の範囲を狭めてください。