Lumafield プラットフォームは、必要なだけスキャンできるよう設計されています。これを実現するため、オンプレ環境向けにもプロジェクト管理に関するいくつかの概念を導入しています。

ストレージ制限

組織には購入数に基づく「Active Project Limit」があります。これはオンプレ向けに定義されています。 Active Project は、完全な CT スキャンと再構成を持ち、新規解析やデータ作成が可能な 3D プロジェクトです。レシピや各種ツールで新しいデータを作成できます。 Read-Only Project(読み取り専用)は、新規解析やデータ作成ができない 3D プロジェクトです。結果の解析、データオブジェクト、メッシュ、ブックマークなどがすべて含まれ、記録として参照可能です。 Active Project は Pinned にして恒久的にアクティブ化できます。Pinned の総数は Active Project Limit を超えられません。 要点:
  • Active Project Limit が存在
  • Active は編集者が読み書き可能
  • Read-Only は参照専用
  • Pinned はアクティブを維持(読み取り専用化の対象外)
非 3D プロジェクト (単一ラジオグラフやメッシュのみ) は Active Project Limit にカウントされません。

Read-Only への変更方法

Active Project を Read-Only(読み取り専用)にする方法は 2 通りあります。ダッシュボードの右クリックによる手動変更、もしくは自動読み取り専用化(Automatic Read-Only)機能の有効化後にシステムが「最終アクセスの古いものから」自動で実行する方法です。 自動読み取り専用化はマネージャーが有効/無効を切替できます。有効化時は確認画面が表示されます。無効の場合、プロジェクトは自動では読み取り専用になりません。 Lumafield は無制限の Read-Only プロジェクトを提供しています。多数の Active を維持したい場合は、自動読み取り専用化の有効化やストレージ増設をご検討ください。

まとめ

Voyager を用いれば、ニーズに合わせてプロジェクトを整理・管理できます。スキャン直後は Active として生成され、Pinned によりアクティブ維持、または Read-Only として記録化できます。マネージャーは自動読み取り専用化を制御でき、組織全体のストレージ状況も簡単に把握できます。