概要
タグは Voyager のワークスペース内でプロジェクトを整理・分類する仕組みです。プロジェクトは複数のタグを持てるため、データのフィルタリングや検索をより効果的に行えます。 主な利点:- 柔軟な整理: プロジェクトに複数タグを付与可能
- 素早いナビゲーション: ダッシュボードでタグによる絞り込み
- 一括管理: 複数プロジェクトへのタグ一括適用/削除
- レシピ連携: レシピで自動的にタグを適用可能
タグはワークスペース固有です。各ワークスペースが独自のタグ集合を持ちます。
タグの作成
新しいタグの作成:- Voyager ダッシュボードへ移動
- 左のアウトライナでタグを作成したいワークスペースを右クリック
- コンテキストメニューから “New Tag” を選択
- タグ名を入力
- そのワークスペースで即座に利用可能になります
新規タグ作成はワークスペースの Editor 権限が必要です。Viewer は既存タグの閲覧のみ可能です。
プロジェクトへのタグ適用
単一プロジェクト:- ダッシュボードで任意のプロジェクトを右クリック
- “Add Tag” を選択
- ワークスペース内の利用可能なタグから選択
- タグ付きプロジェクトを右クリック
- “Remove Tag” を選択
- 削除するタグを選択
タグの一括管理
一括操作:- ダッシュボード左のアウトライナでワークスペースを選択
- 複数プロジェクトを選択 (Ctrl/Cmd や Shift を利用)
- 右クリック
- “Add Tags” または “Remove Tags” を選択
- 対象タグを選択
一括操作前に検索やフィルタで対象を絞ると効率的です。
ナビゲーションとフィルタリング
タグの利用:- 左のアウトライナでタグをクリックすると、そのタグを持つプロジェクトが表示されます
- 検索結果は現在選択中のタグにより制約されます
- テキスト検索とタグフィルタを組み合わせることで絞り込みが容易です
レシピによる自動タグ付け
レシピ完了時にプロジェクトへ自動でタグを付与できます。これにより、解析ワークフローや結果の自動追跡が可能になります。 例:- 解析完了後に “Inspected” を付与
- 結果に応じて “Defect Found” や “Passed Inspection” を付与
- ワークフロー段階の印付け (例: “Analysis Complete”)
レシピによるタグ付けにはレシピ設定が必要です。自動タグ付けワークフローの詳細はソリューションエンジニアにお問い合わせください。